2014年05月19日
書道家の白石雪妃さんのインタビューで東京四谷の「総合藝術茶房・喫茶茶会記」へ。白石さんはジャズやクラシックなど、様々なミュージシャンとコラボレーション・ライブを行っており、書道家として独特の道を切り拓いてきた。例えばジャズのクラブ・ライブでは、床や壁に画仙紙を用意して文字を描く。楽曲からイメージする漢字のほかに、英語の歌詞を加えることもある。書道とジャズという全く異質に感じられるコラボレーションだが、何の違和感もなくライブは進んで行く。白石さんは、共演のミュージシャンと、それを見る観客と共鳴し調和しながら、その場でなければ生まれない「生きた書」を創出していく。まさに書のコンサートと言える。白石さんは、この活動を「書道を総合芸術として昇華させる」試みと言っているが、この活動は世界的にも高く評価されており、ニューヨークやパリなどにも招聘されてライブを行う機会が増えてきている。この白石さんの新たな試みが、今後どのように発展していくのか興味深い。
★白石雪妃さんの公式サイト → http://www.setsuhi.jp
★インタビューと撮影は四谷にある総合藝術茶房「喫茶茶会記」で行われた。この喫茶茶会記は音楽ライブはもちろん、能や狂言、朗読や即興パフォーマンスなどなど、様々な文化イベントが行われる独特な空間となっている。→ http://gekkasha.modalbeats.com
(撮影は大木啓至さん)
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