表千家不白流・師範、小野里宗信先生の指導の下に行われる茶道教室で、宗信先生の邸宅で行われています。
現在、20代から70代の方まで、幅広い年齢の生徒さんたちが習いに来ていらっしゃいます。
特別、授業時間が決められているわけではなく、皆様のご都合に合わせた時間帯で習うことができます。
また、体験会も随時行っております(無料)。
茶道教室とは別に、茶道を通して日本と海外との交流を図ることを主目的とした小野里・茶道クラブ(Onozato Tea Seremony Club」があります。
活動内容は、初心者向けの茶道体験教室、海外の方との茶道交流会、国内&海外での茶道普及活動、そして、それに付随する様々な活動となっています。
★ご興味のある方は、下記宛てお気軽にお問い合わせください。
所在地:東京都江戸川区北葛西2-10-8 (行船公園近く)
電話:03-3675-8390(小野里保徳まで)
お問合せメール→ hachi@7oaks.co.jp
2017年01月29日
2017年1月24日、初釜が小野里邸で行われました。
「初釜」とは、新年に茶道のお稽古を始める日のことをいい、新しい年を祝う茶道の新年会のようなものです。茶人は元旦に初めて汲む水で釜を開き、新年の挨拶が終わったころに客を招いてその年最初のお茶を振舞います。初釜では懐石料理をいただき、お手前を拝見して、お濃茶やお薄茶をいただきます。時期は、今回のように新年の挨拶が終わった10日ごろに行ったり、三が日が終わったらすぐに行うこともあるようです。
2016年04月07日
------花見野点を開催------
今年三度目の茶道体験会は、六本木のカフェURBAN gypsiesの屋上でのお花見野点(のだて)です。
屋上からの満開の桜を見下ろしながら、ゆったりとした時の流れを味わいながらの野点となりました。
お菓子は、とらやの「花時計」。お花見野点に相応しい春爛漫の明るい雰囲気を感じさせる銘菓です。
天候は、あいにくの曇り模様でしたが、皆様、着物でのご参加で、会場は華やかな雰囲気に包まれました。
これからも、皆様が着物でお出掛けする機会をご提供したいと思っております。(福田修平)
※野点:戸外で茶を点てる(たてる)こと。
2016年03月20日
--------ひな祭りパーティ&茶道大会をしました--------
六本木にあるカフェURBAN gypsiesで、今年二度目の茶道体験会をしました。テーマは、ひな祭り。お寿司やはまぐりのお吸物のご馳走を囲んだあと、おひなさまの衣装をイメージしたという「とらや」さんの美しい羊羹、「雛衣」と一緒においしいお茶をいただきました。今回は師範の小野里宗信先生にお茶の頂き方の指導をしていただき、いつもより少し緊張感のある素敵な時間を過ごしました。(水口万里)
2016年02月20日
--------お餅つき&茶道体験会をしました--------
六本木にあるカフェURBAN gipsies(Fiona 44)にお邪魔して、今年第一回目の茶道体験会を開きました。
新年にちなんで、お餅つきも併催。一汗かいた後、カフェの常連さんも交えた和気あいあいとした雰囲気のなで、手作りの和菓子と美味しいお茶をいただきました。
優しい日差しが差し込む素敵なお茶室です。(水口万里)
2016年01月18日
--------茶の湯はどのようにして生まれたのでしょう--------
■禅僧栄西が広める
茶は奈良時代以降、唐や宋に学んだ留学僧によってもたらされたと考えられていますが、本格的な喫茶の風習は、鎌倉時代に禅僧栄西が広めたことに始まるとされています。
■寄り合いの芸能として登場
中世には、郷村制における村の協議機関である寄合で一味同心(注1)を図るため、連歌や茶、いけばななどが行われるようになり、庶民のなかで、寄合の芸能としての「茶の湯」が登場します。
(注1)一味同心=同じ目的を持って集まり、心をひとつにすること。
■大名たちの豪華絢爛な遊び
一方上層階級では、茶の名産地や等級を当てる「闘茶」というゲームが流行り、金品を賭けた闘茶会が催されました。
また、中国の茶器「唐物」がもてはやされ、有力大名が大金を使って蒐集し、飾り付けるしつらいを設けた茶室を作り、これらを使って大規模な茶を中心とする宴会=茶会を催すことが流行します。
とりわけ足利将軍家は代々茶に親しみ、三代義満は宇治に指定茶園を設けて庇護し、八代義政は銀閣寺に茶室をつくって、東山派といわれる豪華厳粛な茶の湯を流行させました。
■日本的な不足の美を求めて
これに対し、一休宗純のもとで禅の修行をした村田珠光は、賑やかな宴会のなかで楽しむ茶の湯に対し、簡素な日本の工芸品も使い日本的な不足の美を求める茶の湯、すなわち茶禅一味(注2)を追求した「わび茶」の精神に至ります。
これが今日の茶道の源流となり、その後、弟子である武野紹鴎が発展させ、千利休によって完成されたといわれています。
(注2)茶禅一味=茶道は禅から起こったものであるから、求めるところは禅と同一であるべき、の意。
■千利休の登場「わびの美」
そして、千利休は独創性を発揮して「わびの美」にふさわしい数々の道具や点前、作法、美意識などを創造し、人びとの心の交流を中心とした緊張感ある茶の湯を目指しました。これらは「もてなし」と「しつらい」の美学といえ、日本の風土が育んできた文化的な結晶といえるものでした。
こうして、生活を芸術化する日本文化の特徴をもっとも表している芸道として、今日に至っています。
(藤沼祐司)
2016年01月17日
--------初釜が開かれました--------
2016年の「初釜」が1月11日に、小野里宗信先生の指導の下、小野里邸で行われました。
「初釜」とは、新年に茶道のお稽古を始める日のことをいい、新しい年を祝う茶道の新年会のようなものです。
茶人は元旦に初めて汲む水で釜を開き、新年の挨拶が終わったころに客を招いてその年最初のお茶を振舞います。
初釜では懐石料理をいただき、お手前を拝見して、お濃茶やお薄茶をいただきます。
時期は、今回のように新年の挨拶が終わった10日ごろに行ったり、三が日が終わったらすぐに行うこともあるようです。
(小野里)
2015年11月30日
------歌舞伎役者が案内する歌舞伎演目のツボ------
茶道のお稽古で習うのはお点前の作法。つまり、お茶を点ててお客様をもてなしたり、お客としてもてなされたりする時の決まりやマナーです。でも実際にお茶会に参加すると、お花やお香、掛け軸から着る物までのすべてに流儀やセンスが問われ、オールジャンルの教養を身につける必要があるとつくづく感じます。そこで今回は課外活動として、着物のお勉強をしてきました。
お邪魔したのは、東京・練馬区にある呉服店「白瀧呉服店」が主催するの白瀧霜月の会というイベントです。 和の文化を気軽に楽しむというコンセプトのもと、和紙や織物の常設展示のほか、講談や雅楽の上演や華道家や能楽師、和紙作家によるワークショップなど、日によってさまざまな催しが開かれています。
私が参加したのは「歌舞伎役者が案内する歌舞伎演目のツボ」というテーマのワークショップ。歌舞伎役者の中村蝶之助さんが、歌舞伎の衣装に見る着物の変遷を解説してくださりました。流行最先端テレビやインターネットはもちろん、今のようなファッション雑誌などもない時代には、歌舞伎の舞台こそが流行の指標だったわけです。
意外なことに、着物が現在の形に落ち着いたのは、江戸時代の終わりのほうになってからなのだそうです。それ以前は今のような太い帯もなく、紐のようなものを好きな位置で結んでいました。伝統衣装だけに昔からガチガチのルールがあったのではと思いがちですが、時代の移り変わりとともに、生活スタイルに合わせて着方が大胆に変わってきたようです。
でも考えてみれば、生きている文化は変化してくのが当然のこと。茶道クラブの活動でも、伝統の美学や知恵はきちんと教わりながらも、より今の生活にあったスタイルで茶道を楽しんでいけたらないいなと、改めて感じました。(水口万里)
2015年11月17日
------SWAQ TOKYOでの茶道体験会に参加------
海外で流行中の、クローゼットに眠ったお洒落な洋服を誰かに譲るという、皆がHAPPYでエコなイベント「FASHION SWAP PARTY」を、ここ日本で『SWAQ(スワック)』として不定期に開催しているSWAQ TOKYO。
第7回目となる今回は、東京上野桜木にて、モノを大事にする日本人の精神や文化を世界に発信するコンセプトのもと、洋服のみならず和服の交換会や、お茶や和菓子作りなどの和文化を体験する様々なイベントが行われました。その一つとして「茶道体験会」が行われ、セブンオークス茶道クラブから、福田修平と三田明美、谷佳菜子が参加しました。
会場は、文化勲章を受章されている彫刻家・平櫛田中先生のアトリエ兼邸宅という由緒ある日本家屋、このイベントに相応しい環境のもとで行われました。
いろいろなイベントが行われる中、茶道体験会は大盛況で、茶道経験者だけでなく、未経験の方、お子様連れの家族、海外からの旅行者など幅広い方の参加がありました。
ここで、薄茶を三席やらせていただきましたが、改めて皆さんの茶道に対する熱意を感じ、身近な日常の中で、こうした茶道や日本の季節感を体験できる場を、もっと広げていきたいと感じさせられるイベントとなりました。(福田修平)
★SWAQのイベントについては下記URLをご参照ください。
http://swaqtokyo.com/
撮影は曽川拓哉さんです。
2015年02月25日
------海外の方との茶道体験交流会------
西葛西近辺に住む海外の方との茶道体験交流会が小野里宗信邸で行われました。
ここ江戸川区西葛西地区には、日本全国にいるインドの方の2割が暮らすという日本一のインドタウン。今回はこのインドの方を中心に、アメリカ、カナダ、ネパール出身の方が出席されました。皆様、初めての体験で、お子様の中には茶菓子の「あんこ」が苦手という子もいて、急遽チョコレートに代えられるなど、戸惑いながらも楽しい会になりました。
「インドでお茶会といえば、わいわいとお喋りをしながら楽しむというのが一般的。こういう静かな雰囲気の中で楽しむというのは、とても新鮮です」と、インド、ニューデリー出身のリッツさん。
こうした海外の方との交流会は、随時行っていきたいと思っています。
こうした茶道体験されたいという方がいらっしゃいました、お気軽に御連絡ください。
撮影は岩田えりさん
セブンオークスへのお問い合わせを受け付けております。
メール:hachi@7oaks.co.jp
住所:〒134-0081 東京都江戸川区北葛西2-10-8
Phone:03-3675-8390
Fax:03-3675-8380