2014年03月28日
東京都伝統工芸品「江戸すだれ」の取材で浅草の田中製簾所へ。
古くから室内のしきりや日よけなどに使用されてきた簾だが、その歴史は古く、平安時代に書かれた清少納言の「枕草子」にも登場している。江戸時代には、将軍や大名などの高い身分のものだけでなく、商家や庶民の間にも広まり、すでに簾専門の職人がいたことも記されている。そして、この江戸時代にはぐくまれた伝統的な技術が今も継承されているのだ。
田中製簾所は、明治初期より百年余年受け継がれている老舗。浅草寺から歩いて10分ほど、いわゆる浅草職人町の一角にある。現在、五代目となる伝統工芸士の田中耕太朗氏が、300年に渡って継承されてきた伝統技術を基礎に、現代の生活に寄り添ったデザインと、優れた品質の簾づくりを追求している。
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