2012年11月29日
てふてふの「童謡の旅」取材で福岡県柳川市へ。柳川市は福岡県と佐賀県の県境にある福岡県最南端の市、福岡空港でレンタカーを借りて約1時間のドライブ。ライターのF氏との2人旅だ。
今回のテーマは北原白秋が作詞した「からたちの花」。白秋の生まれ故郷が柳川市というわけだ。この柳川市は水路が市内を巡り「水郷の町」とも呼ばれている。観光客を乗せた竿舟が水郷を巡る情緒豊かな町だ。
取材日はあいにくの雨模様だったが、その「しとしと雨」がさらに情緒を増す。北原白秋の生家もそのまま保存されており、幼少期の白秋を偲ぶことができる。
「からたちの花」は、有名ではあるが、この曲を正確に知っている人は意外と少ないのではないか。子どもの歌というより、大人の声楽家が情緒たっぷりに歌うイメージが強い。「からたちの花」は次のような歌です。
http://www.youtube.com/watch?v=j5x1ogrVVqk
この、柳川市はそれほど大きい町ではなく、取材は1日で終了。今夜の宿である博多市内の全日空ホテルに向かう。夜はラーメン好きのF氏と恒例の博多ラーメン居酒屋へ。
北原白秋生家(左)と観光客を乗せて水郷を巡る舟
町を縦横に走る水路。川縁には異国情緒ゆたかな煉瓦塀の建物が
次の日は、逆方向の北九州市の門司に向かう。関門海峡を見たことがなく是非見たいと思って足を伸ばした。博多から70km、九州道を経て1時間のドライブだ。現地に行ってびっくりしたのは、門司と下関を結ぶ関門海峡が思っていたよりもずっと狭いことだった。一番狭いところで500メートルという。この狭い海峡を大型船がひっきりなしに通る。日本海と瀬戸内海を繋ぐ海の大動脈なのだ。
門司港は明治期の開港機に建てられた洋風建物がそこここに残り「門司レトロ」として保護され観光客が訪れる人気の町となっている。門司港名物の「焼きカレー」を食べて岐路に着く。なぜ「焼きカレー」が門司港の名物なのかは未だ不明のまま。
門司港を囲む門司レトロ。明治の洋館が開港当時を偲ばせる
狭い関門橋(左)と門司港内を巡る観光船
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