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2009年11月02日
青森県の岩木山の麓、浪岡の篤農家・福士さんと、今引っ張りだこの弘前のリンゴ農家・木村さんの2件の取材。1泊2日の取材旅行だ。
福士さんは独特の暗渠施設考案して古代米な独自の稲作を行っている。その年の気候に悩まされる東北の稲作だが、福士さん考案の暗渠施設を敷設した田んぼは安定した収穫を迎えられることで知られた存在。東北弁が多少分かりにくいところがあったが、論理的で納得の説明を受けた。ここでは、奥さんの手作りランチをいただく。そのおもてなしと美味しさに感激。
一方、木村さんのほうは「軌跡のリンゴ農家」の本を出版してから一躍時の人になる。難しいと言われるリンゴの有機栽培を実践している方。リンゴ栽培についてというよりも、リンゴ栽培と通した人生訓を聞いている感じ。
青森県はこれで2回目の取材だが、青森市に入ったのは初めて。弘前に比べると印象は寂しい。取材は最初の1日目で終わり、青森市内のホテル青森に宿泊。翌日は12時15分のフライトということで次の日、青森駅に隣接する「青函連絡船記念館」に行く。その歴史を改めて知る。
その歴史館でゆっくりし過ぎたことと、フライトの時間を勘違いしていたことで、気がついたときにはフライト40分前。レンタカーを超高速で飛ばして、なんとか間に合う。
浪岡から雨上がりの岩木山を望む
たわわに実る古代米。自身の田んぼ前で福士さん
福士さんの家でお昼をごちそうになる
木村さんのりんご園で
青函連絡船記念館の中から
2009年11月27日
農水省の仕事でまたまた青森取材。今回は南部の三沢空港に降りて十和田町の「三本木農業高校」の取材と田野畑の「山地牧場」の2つの取材。11月27-28日の1泊2日の取材旅行だ。三本木農業高校はその乗馬クラブが有名で映画化されたこともある。広大な畑の中に学校があるような感じで、都会からの来訪者には驚きだ。農作物を収穫する生徒たちの様子はおおらかで、まったく偏差値競争からは遠い存在に見える。ほんとに日本の農業のために頑張ってほしいと思う。
宿泊は八戸の日航ホテル。夜は久々な八戸の友人と美味しい郷土料理を満喫。
カメラマンの沢海くんの提案で、八戸から田野畑へはリアス式海岸で有名な三陸海岸沿いの道路を走る。入り組んだ入り江とぶつかる波、本州では見られない風景だ。
山地酪農とは、山の地形を利用した放牧酪農のこと。この山地で育つ丈夫な牛から美味しいミルクが作られる。
珍しい地元のホヤラーメン。沢海くんは美味しいと食べていたが・・。
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