海外レンタカーの旅

2012年 スコットランド・エディンバラ→ハイランド→ネス湖→グラスゴー周遊(6月26日〜7月3日)

2012年07月07日

今回は夏のスコットランドを走る旅。6月26日〜7月3日の8日間の旅だ。日本の最北端、北海道の稚内よりもさらに緯度が高いが、北大西洋海流の関係で緯度のわりには穏やかな気候となっている。夏のスコットランドは夜10時頃まで明るく、北欧に近いイメージだ。
旅程は以下の通り、約800kmのドライブ旅行だ。全行程中、雨が降らなかったのは1日だけ。予想通りのスコットランドらしい天候だが、この国は曇り空と雨とがよく似合う、旅行中はこの曇り空を十分に楽しんだ。
<1日目=6月26日>--------------------------------------------------- 
成田→フランクフルト→スコットランド・エジンバラ着→レンタカーでセントアンドリュース(泊)。
ドイツのルフトハンザ航空を使用。そのためにフランクフルト経由となる。約14時間の空の旅。エジンバラ空港でエイビスのレンタカーをピックアップ。今回の車はプジョー301。プジョー独特のオートマチックがどうもしっくりこない(エジンバラからセントアンドリュースまで約100km)。
<2日目=6月27日>--------------------------------------------------- 
セントアンドリュース→ハイランドの高地→グレイグラシー(約200km)。
ゴルフの聖地と言われるセントアンドリュースからハイランドの台地を走ってスコッチウイスキーの郷、グレイグラシーまでのハイランドを堪能するドライブ。
<3日目=6月28日>--------------------------------------------------- 
グライグラシー→ダフタウン→ネス湖→ウエストハイランド→ホテルへ(約200km)。
グレシグラシーのホテルから隣接のモルトウイスキーの町ダフタウンで有名な蒸留所グレンフィディチを見学、ハイランド地方の田舎道を走ってネッシーで有名なネス湖を眺望。そしてスコットランドの西側ウエストハイランド台地は走って、この日の宿泊先である城のホテル「インベルロッシー・キャッスル」へ。バラエティに富んだドライブだ。
<4日目=6月29日>--------------------------------------------------- 
インベルロッシー・キャッスル→シープドッグトライアル大会牧場→グラスゴー(150km)。
シープドッグトライアル大会は都合により中止、練習風景を取材撮影。そこからスコットランド最大の都市グラスゴーまでのドライブ。
<5日目=6月30日>--------------------------------------------------- 
グラスゴー→エジンバラ(約150km)。
スコットランド最大の都市であり商業の中心であるグラスゴーから町全体が世界遺産となっている歴史の町エジンバラまで、都市と都市を結ぶドライブ。エジンバラ空港に車を返却し、ドライブ旅行はここで終了。
<6日目=7月1日>--------------------------------------------------- 
エジンバラ→フランクフルト。
空路フランクフルトへ。フライトの都合でフランクフル空港内にあるハイテクなヒルトンホテルに宿泊。
<7日目=7月2日>--------------------------------------------------- 
フランクフルト→東京へ。

最初の宿泊地セントアンドリュース。ゴルフ発祥の町でゴルフの聖地と呼ばれる。静かな歴史を感じさせる町並みだ。
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世界中のゴルフファンから聖地と呼ばれるセントアンドリュースのオールドコース。
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ハイランドの雄大な台地を走る。日本では見られない風景だ。道路は走り易いが、どの車も90km/hくらいのスピードで走っているため油断はできない。
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ハイランド地域のモルトウイスキーの蒸留所、憧れの「グレンフィディック」を見学。この地域では一番ビジターを歓迎してくれる蒸留所で、工場見学のためのガイドもつき、最後は試飲もさせてくれる。至れり尽くせりだ。
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未知の恐竜で有名なネス湖。緑の水をたたえた神秘的な山の湖・・を想像していたのだが、実際は大きな河のよう。このような風景が延々と続く。ここネス湖はスコットランドの一大観光地でもあり、ネス湖の中間にあるビジターセンターにはネス湖に関する様々な情報とお土産があり、観光客で賑わいを見せている。
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長いネス湖を過ぎて、スコットランドの西側の台地に入る。ここも雄大な自然に囲まれ、快適なドライブが続く。
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今日の宿泊地、ウエストハイランドのマナーハウス「インバーロッシ・キャッスルホテル」はこんな感じ。スコットランドの王侯貴族の雰囲気を味わえる。ホテルのディナーでのドレスコードは準正装。今回の旅行中、最大の贅沢だ。
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スコットランドはシープドッグのボーダーコリーの故郷。地元ではこのボーダーコリーによるシープドッグトライアル大会が盛んだ。この日、見学予定だった大会が都合で中止になり、女性ファーマーによる訓練が行われていた。ボーダーコリーのかしこさと訓練中の女性のスマートな指導ぶりにに感激。
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スコットランドの田舎から最大の都市グラスゴーへ。商業都市と言われるだけあって賑わいを見せている。またここは様々なアーティストに影響を与えたデザイナー、マッキントシュの故郷でもあり、芸術大学ではマッキントシュのデザイン空間もあり、学生が訪れる見学者のガイドを務めている。
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グラスゴーから100kmくらいの牧場でシープドッグトライアルが開催されていると聞き訪れる。雨でぬかるんだ田舎道を経てトライアル会場へ。そこにはまさにスコットランドの風景が広がっていた。ここでもボーダーコリーは、言い表せないほど健気で賢く、日本でのボーダーコリーのオーナーとしては涙が出そうだった。
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スコットランドでの最後の宿泊地、歴史の町、エジンバラ。町全体がユネスコの世界遺産に登録されているという中世のスコットランドが色濃く残る歴史の町である。その歴史もほとんどが戦いの歴史で町の象徴がエジンバラ城、悲劇の舞台とも言える。この歴史の町でその夜、地元で人気のパブに飲みに行った。人々は皆誇り高くフレンドリー、訪れる旅行者を暖かく迎えてくれる。こういう交流が旅の醍醐味でもある。
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