セブン・オークス・茶道クラブ

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<セブンオークス・茶道クラブ活動> SWAQ TOKYOでの茶道体験会 2015年10月4日

2015年11月17日

------SWAQ TOKYOでの茶道体験会に参加------

海外で流行中の、クローゼットに眠ったお洒落な洋服を誰かに譲るという、皆がHAPPYでエコなイベント「FASHION SWAP PARTY」を、ここ日本で『SWAQ(スワック)』として不定期に開催しているSWAQ TOKYO。
第7回目となる今回は、東京上野桜木にて、モノを大事にする日本人の精神や文化を世界に発信するコンセプトのもと、洋服のみならず和服の交換会や、お茶や和菓子作りなどの和文化を体験する様々なイベントが行われました。その一つとして「茶道体験会」が行われ、セブンオークス茶道クラブから、福田修平と三田明美、谷佳菜子が参加しました。

会場は、文化勲章を受章されている彫刻家・平櫛田中先生のアトリエ兼邸宅という由緒ある日本家屋、このイベントに相応しい環境のもとで行われました。
いろいろなイベントが行われる中、茶道体験会は大盛況で、茶道経験者だけでなく、未経験の方、お子様連れの家族、海外からの旅行者など幅広い方の参加がありました。
ここで、薄茶を三席やらせていただきましたが、改めて皆さんの茶道に対する熱意を感じ、身近な日常の中で、こうした茶道や日本の季節感を体験できる場を、もっと広げていきたいと感じさせられるイベントとなりました。(福田修平)
★SWAQのイベントについては下記URLをご参照ください。
http://swaqtokyo.com/

撮影は曽川拓哉さんです。
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<セブンオークス・茶道クラブ活動> 第二回白瀧霜月の会参加報告 2015年11月23日

2015年11月30日

------歌舞伎役者が案内する歌舞伎演目のツボ------

茶道のお稽古で習うのはお点前の作法。つまり、お茶を点ててお客様をもてなしたり、お客としてもてなされたりする時の決まりやマナーです。でも実際にお茶会に参加すると、お花やお香、掛け軸から着る物までのすべてに流儀やセンスが問われ、オールジャンルの教養を身につける必要があるとつくづく感じます。そこで今回は課外活動として、着物のお勉強をしてきました。

お邪魔したのは、東京・練馬区にある呉服店「白瀧呉服店」が主催するの白瀧霜月の会というイベントです。 和の文化を気軽に楽しむというコンセプトのもと、和紙や織物の常設展示のほか、講談や雅楽の上演や華道家や能楽師、和紙作家によるワークショップなど、日によってさまざまな催しが開かれています。
私が参加したのは「歌舞伎役者が案内する歌舞伎演目のツボ」というテーマのワークショップ。歌舞伎役者の中村蝶之助さんが、歌舞伎の衣装に見る着物の変遷を解説してくださりました。流行最先端テレビやインターネットはもちろん、今のようなファッション雑誌などもない時代には、歌舞伎の舞台こそが流行の指標だったわけです。

意外なことに、着物が現在の形に落ち着いたのは、江戸時代の終わりのほうになってからなのだそうです。それ以前は今のような太い帯もなく、紐のようなものを好きな位置で結んでいました。伝統衣装だけに昔からガチガチのルールがあったのではと思いがちですが、時代の移り変わりとともに、生活スタイルに合わせて着方が大胆に変わってきたようです。
でも考えてみれば、生きている文化は変化してくのが当然のこと。茶道クラブの活動でも、伝統の美学や知恵はきちんと教わりながらも、より今の生活にあったスタイルで茶道を楽しんでいけたらないいなと、改めて感じました。(水口万里)

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