2013年09月13日
ジョーイ・カルデラッツォ・トリオ@Cotton Club。同店のホームページに、以下の拙稿が掲載された。
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今春リリースされた最新作『Live』を聴いて唸った。ブランフォード・マルサリスから絶大な信頼を受け続ける名声に隠れていたリーダーとしての才能が、13年ぶりのトリオ作によって、より鮮明な姿で現れ、強烈なメッセージを突きつけたのだ。ビル・エヴァンスの楽曲でピアノトリオの王道継承を明らかにするばかりでなく、70年代にキース・ジャレットが残した成果にもスポットを当てて、新境地を開拓。今が旬のピアニストを最良の時期に堪能できる喜びを、ぜひ多くの人々と分かち合いたい。
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「オール・オブ・ユー」で始まったステージは、本編最終曲「ジャスト・ワン・オブ・ゾーズ・シングス」でドラマが待っていた。ベース・イントロに続いてはピアノ主導となり、ラストまで進行。まるで音楽の神が舞い降りたかのような、カルデラッツォ入魂のプレイが圧巻だった。
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