2013年07月17日
●16:00:ESP@Storyville
今春デビュー作を出したばかりの若手4tet。中心人物はモルデ生まれのEspen Bjarnar。Dan Peter Sundland(el-b)は楽器を縦に構えて、チェロの弓で弾くユニークなスタイルを見せた。鍵盤のArne Torvikはピアノとキーボードの両刀で、後者の場合はel-g+el-bと共にロック色も。
●18:00:Charles Lloyd Sangam@Bjornsonhuset
来日公演がまだ実現していないだけに、今回のフェスティヴァルで楽しみにしていたプログラムのひとつ。ザキール・フセイン(tabla)+エリック・ハーランド(p)+ロイド(ds)の編成、ジェイソン・モランとアリシア・ホール・モランの飛び入りも見ものだった。
●20:00:テリエ・リピダル The Sound Of Dreams@Teatret Vart
客席はスタンディング。リピダルのel-bから静かにスタート。これが前奏曲になると、古いポピュラー曲がラジオから流れる、という設定を提示して進行。最後は再びオールディーズが流れて静かに終わった60分の大作だった。
●22:00:Sakata-Nilssen-Love-Berthling@Storyville
ピットインではお馴染みの坂田明&ポール・ニルセン=ラヴがノルウェーに登場。まず坂田の冗舌なアルトサックスが炸裂した1曲目で、おそらく初体験者がほとんどと思われる観客を驚かせた。坂田のヴォイス・パフォーマーのスキルもしっかりとアピール。
●24:00:Bushman’s Revenge@Teatret Vart Natt(客席はスタンディング)
結成10周年になるノルウェーの新世代トリオ。登場するや観客から歓声が上がり、人気の高さがうかがえる。ロックを主体に、ジャズの即興も取り入れたサウンド。セミナーでソロ・パフォーマンスを行ったガード・ニルセン(ds)は、その時よりも大きいハードロック仕様の楽器で轟音を叩き出した。
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