2012年10月17日
スウェーデン・ポップス史上、最も世界的な成功を収めたABBAのジャズ・カヴァー集『ABBA JAZZ』をリリースしたばかりのトリオが“ビルボ?ドライブ東京”に出演。同国のアンデッシュ・ヴィーク(p)、スヴァンテ・ヘンリソン(b)と、フュージョン・ドラムの第一人者であるスティーヴ・ガッドの合体は、一見企画物のイメージが強い。しかし同作のガッドがお仕事モードではなく、本気度が伝わってきたこともあって、ライヴにも期待が高まっていた。そしてガッドの好演は期待を裏切らなかった。「ダンシング・クイーン」ではヴィークが故リチャード・ティーを想起させるプレイで、ガッドとの抜群の相性をアピール。管弦楽団の首席コントラバス奏者でもあるヘンリソンのチェロ演奏曲では、日本では無名ながら実力者ぶりを明らかに。ポップス界でも経験豊富なガッドの、楽しげな姿が印象的だった。
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