Jazz Diary 杉田宏樹のジャズダイリー

2012年10月14日  北欧在住の邦人ピアニストが帰国

2012年10月14日

 平林牧子@ピットイン。米国留学中の出会いがきっかけで、デンマークに移住。そのままプロ活動を続けて現在に至っている女性ピアニストだ。前回のベース+ドラムスとのトリオとはメンバーを変えて、今回はトランペット(フリューゲルホーン)+アコーディオンの変則トリオで、再び新宿の老舗に登場した。メンバーは2010年録音作『ビノキュラー』(Stunt)と同じフレミング・アゲルスコフ(tp,flh)+フランチェスコ・カリ(accordion)。「双眼鏡」を意味する平林とアゲルスコフのデュオ・チームに、カリが加わったのがユニットの成り立ちである。同様の編成としてはヤン・ラングレン+パオロ・フレス+リシャール・ガリアーノが浮かぶが、こちらはまた別の音楽性を感じさせる。それが何に由来するのかと言えば、やはり“スカンジナビア”なのだろう、と感じた一夜だった。

NEWENTRY

ARCHIVE

BLOGS

CONTACT

株式会社セブンオークス・パブリシング

セブンオークスへのお問い合わせを受け付けております。
メール:hachi@7oaks.co.jp
住所:〒134-0081 東京都江戸川区北葛西2-10-8map
Phone:03-3675-8390
Fax:03-3675-8380