2012年03月24日
2005年にヘルシンキで知り合ったニクラス・ウィンター(g)とは、日本デビュー作のライナーノーツを書いて関係が深まり、その後も折々に連絡を取りながら現在まで繋がっている。ニクラスからのメールでインフォをもらっていた来日ステージを、外苑前“Z imagine”で観た。初めて訪れた同店は細長い造り。カウンターに着席すると、しばらく経ってニクラスが現れてミート&グリート。今夜のバンドは初共演となるニクラス+安田芙充央(p)+井野信義(b)のトリオだ。MCを務めた安田によれば、昨年、安田のCDを聴いて感銘を受けたニクラスからメールが届き、日本での共演を提案されたという。プログラムはデイヴ・ホランド曲、ポール・モチアン曲「It Should’ve Been A Long Time Ago」、3人共通のレパートリーであるチャーリー・パーカーの「ナウズ・ザ・タイム」、安田と井野のオリジナルと、多彩。ニクラス人気が日本で着実に根を広げていることを確認できた。
ファースト・セットで同店を後に、六本木“ビルボードライブ東京”へ移動。若手SSWターラ・プリーヤを観た。インドとペルシャの血筋というエキゾチックな美貌のターラは、フレッシュなパフォーマンスを展開。トロント出身の6人編成のバンドは、男性5人がすべて白シャツ&ネクタイ姿で、古き良きオールディーズのムードを醸し出す。ターラはファンの受けも上々で、順調な本邦デビューとなった。
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